シーンごとにPCに提供するシチュエーションを考えよう
2011/05/17/11:17:03
No.145
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kazuya
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シーンごとにPCに提供するシチュエーションを考えよう シーンを開始して冒頭描写をした後、 RP開始の合図を出してもPCがなかなか喋りだしてくれなかった経験はないだろうか? 筆者は何度も経験しているし、今でも時々経験することがある。 PCが黙っている理由は、プレイヤーが描写や状況を理解できず動けないからだ。 例えば「青い空が広がり、草原には風がそよいでいる さぁ、RPどうぞ!」 なんて言ったってプレイヤーはどうすればいいか分からない。 必要なのは空の青さや草原に吹く風ではなくてシチュエーションだ。 つまり、今PCがどういった状況に置かれており、どのような判断を迫られているのかを伝えなくてはならない。 それがあって初めてプレイヤーはPCを動かせるのだ。 例えば「ナイフを抜いた敵が3人、キミを取り囲んでいる!! その目には殺意!! 一人がキミに襲い掛かってきた!! このままではキミの心臓は抉られてしまうだろう!! だが、キミにはその動きが静止画像のように緩慢に見える――。 この程度の相手ならキミはどうとでもあしらえるだろう……。RPどうぞっ!!」 という描写からスタートしたとしたら、プレイヤーは恐らく迷い無くRPを開始してくれるだろう。 ナイフを奪い取る、蹴り上げる、或いは良く分からない超パワーで全員吹き飛ばす、等々。 GMが準備すべきはこういった具体的なシチュエーションだ。 それを理解し、シーンごとにどういったシチュエーションから開始するか考えよう。 |
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