時系列 ・プランナー、野良オーヴァードに接触 ↓ ・野良オーヴァード、研究員の彼女殺害 ↓ ・プランナー、研究員に接触 ↓ ・研究員、地方支部に異動 ↓ ・希望のダイヤ、地方支部に送られる 現在 ・希望のダイヤ、野良オーヴァードと研究員に奪われる ↓ ・研究員、野良オーヴァードに挑むも殺害される ↓ ・希望のダイヤが研究員に張り付き、野良オーヴァード殺害 ↓ ・研究員、保存していた彼女の元に向う (シンドローム隠蔽) 肉体:8  感覚:4 射撃4 精神:8 RC10 知識:レネゲイド20 知識:医療15  社会:4 交渉4 調達4 侵食率:130 行動値16 ・コンセントレイトLv2+1 ・魔獣の衝撃Lv3+1 ・魔獣の本能Lv1 ・焦熱の弾丸Lv2+1 ・炎の加護Lv2+1 ・災厄の炎Lv4+1 ・クロスバーストLv2+1 ・ハンティングスタイルLv2+1 ・生命増強Lv3 ・極大消滅波Lv2+1 ・戦闘本能Lv2+1 134 73 ・燃える魂Lv2+1 ・ 16r7+10 5+15+12=32 情報項目 ・研究所襲撃の跡(知覚@9) ・薬袋 美袋について(情報:UGN、情報:裏社会@7) ・賢者の石『希望のダイヤ』(情報:UGN、情報:噂話@9) ・数ヶ月前の事件(情報:UGN@9) ・向坂 裕について(情報:UGN、交渉@12) ・事件の被害者(情報:UGN、情報:裏社会@9) ・向坂 裕の居場所(情報:UGN、知識:UGN@7) ・全ての発端(精神:30) ○研究所襲撃の跡 ・対オーヴァード用の防壁であったはずだが、高熱で溶かされている。 ・見事なまでに防壁の耐熱性能が低いポイントのみを誘拐させた模様。 ・誘拐したところを起点に、無理やり力技でこじ開けて侵入、奪ったと思われる。 ○薬袋 美袋について ・コードネーム『灼熱の暴虐』。名前のとおりに暴虐無尽(誤字にあらず)。 ・名前から両親を恨んでおり、数ヶ月前覚醒した際に事件を起し、両親を殺害、今に至る。 ・既にジャーム化されていると予想。闘争の衝動に任せて突き進む。 ・ただ本人はそんなに強くないんだが、逃げ足がやたらと速い。 ○賢者の石『希望のダイヤ』 ・賢者の石。持ち手の願望をかなえるが、同時に不幸を与えるとされている。 ・現時点において適合者0。賢者の石の研究はまだまだだが、与えても無反応はレアいとのこと。 ・「いっそEXかレネビで使い手選んでる方が納得できる」とは向坂の弁。 ○数ヶ月前の事件 ・薬袋 美袋が巻き起こした殺傷事件。実際は4ヶ月前。 ・ショッピングに来ていた両親含む民間人10人余を殺傷後、警察組織と衝突。 ・その後来ることが解っていたかのようにUGNの処理部隊到着と同時に姿を消す。 ・その引き際の良さは当時最警戒を触れ回られたほど。しかし、蓋を開けてみるとアレ。 ○向坂 裕について ・優秀な研究員。オーヴァードの特性もある程度理解している。 ・姫宮由里香の二の腕(誤字にあらず)と呼ばれた研究員。 ・その際「俺そんな太ってる?」とつい零し、一週間行方不明になった伝説を持つ。 ・3ヵ月半ほど前にアールラボを辞し、支部の方に流れてきた。また姫宮嬢を怒らせたと噂。 ・尚、付き合い始めてもう何年、御前らサッサとゴールインしろな恋人がいるらしい。 ・恋人の名前は日野 廻。 ○事件の被害者 ・薬袋 美袋が起した数ヶ月前の事件の被害者のリスト。 ・薬袋 信吾、薬袋 加奈、結城 紡、一房 千里、親鍔 軽 ・芋長 揚太、山郭 容、真白 記、紅旗 舞、飛鳥 番 ・日野 廻 ・以上、11人。 ○向坂 裕の居場所 ・個人研究所を保有していたらしい。 ・場所はとある廃工場を買い取ったもので、郊外。 ・此方に越して来た時に準備したとのこと。 ○全ての発端   「力が欲しくは無いですか?」 幼い少女のといに、少年は頷いた。 馬鹿にすることは容易かった。けれど、幼い少女の目は真剣で、強すぎて。 少年は頷く事しか出来なかった。それが願いでもあったから。 「では差し上げましょう。さぁ、貴方の思うがままに生きてください」 幼い少女の言葉に頷いて、少年は走り出す。思うことを為しに。 「では、プランの始まりです。今回のプランは短くなるでしょうけれど」 ※マスターシーン 代償   這いつくばる青年を、少年は詰まらなそうに見下している。 「ケッ。パンピーが超人にかなうわけがねぇだろうがよ。バッカじゃねぇの?」 掛けられた言葉に反応する余力ももはや、彼には無い。 「チ。此れも結局何の反応もねぇしヨォ。詐欺だろ。ナンダヨ奇跡の石とか」 ぼやきながら、少年は手に持っていた赤い宝石を青年に投げつける。 ピクリ、とかろうじて動いた指先が少年が投げた石を掴んだ。 「アン?まだ生きてたのかよ。とっとと死ね、屑」 少年は、その変質した右腕を振り上げて、振り下ろし――   世界全てが真紅に染まる。 ※マスターシーン PreDeadEnd   初めから解っていた。その結末が訪れる事。 初めから解っていた。その結末しか存在しない事。 それでも、だとしても、だからといって譲れるものではない。 だから故意に歪んだ。馬鹿だと知りながら乗せられた。 解り切った結末にたどり着く為に歩んだ。その結果が此れか。 もはや一つの願いは叶わない。どれだけ願おうと叶えられない。 ……なら。 もう一つの願いくらいは、叶っても、叶えても良いだろう。 扉を開く音に苦い笑みを浮かべた。申し訳ない、あの人は優しいのに。 けれど、だからこそ、きっと願いを叶えてくれる。 さぁ……死滅せし終焉(デッドエンド)を始めよう。 願わくば、己が最期が彼等の疵となり、彼女の様な人の減らんことを。 ED PC1:彼の遺した物 PC2:石の行方 PC3:力を持つという事 PC4:プランニャー。にゃー。