■シナリオメモ  1.敵役 ”災禍(ディザスター)”という名の人格レネゲイドビーイング。 米海兵隊特殊作戦軍(MARSOC)所属のローランド大尉に感染し、 彼に働きかけて東京で大殺戮を行うことを目的としている。 苛烈な戦闘行為から生じる恐怖を麻痺させる人間の心理防衛機能が生み出したレネゲイドビーイングであり、 ヴェトナム戦争の頃より確認されている。 感染者はオーヴァードとして覚醒し、強力な力を手に入れるが、 力の代償に、オーヴァードの強靭な生命力でさえも死の危険を感じることができるほどの戦闘を要求する。 このレネゲイドビーイングは生まれながらのジャームの一種である。 これによる死者は100万人を超えており、UGNが国際監視網を敷いて調査を行っている。  2.登場NPC ディアス・マクレーン テンペストを動員して”災禍(ディザスター)”の行方を追っている。 個人的にローランド大尉とは友人であり、悲劇が起きる前に彼を止めたいと願っている。 朝田利通 UGNを通して”災禍(ディザスター)”の情報を入手。 首相にストレンジャーズの出動を要請するが、選挙前で国民感情を考慮しなければならないという理由で却下された。 ローランド大尉 テキサス州出身の海兵隊員。 アフガニスタンの戦いに参加し、そこで”災禍(ディザスター)”に感染。首都圏3000万人の虐殺を目論む。  3.アウトライン ローランド大尉を止め、”災禍(ディザスター)”を消滅させる。 ■シナリオノート  ・トレーラー そこには一種の快楽がある。 オーヴァードであれば多くの者が体験したことがあるだろう。 命の危機、或いは戻れるかどうかの境界線。 この強烈な体験は汚泥のようにまとわりつき、恋人とのランデヴーのように人を魅了する。 平和と戦争、日常と非日常の二重生活は人間性に大きな影響を与える。 彼らは、日常生活で見失った命のきらめきを死の中に見出すのだ。 ”災禍(ディザスター)”と呼ばれるオーヴァードが秘密裏に日本に入国した。 世界各地の紛争地帯で彼が直接殺害した人数は延べ100万人超。 最悪の悪夢が日本にやってきた目的とは――。 ダブルクロス 3rdEdition 「戦争中毒」 ダブルクロス――、それは裏切りを意味する言葉。  ・参加NPC ディアス・マクレーン 在日米軍海兵隊特殊部隊テンペスト隊長(上級p.115) 朝田利通 国会議員、労働厚生大臣政務官(上級p.117)  ・ハンドアウト PC1 ニーナ シナリオロイス:イアン・ローランド 成田空港のラウンジで出会った彼は、どこかで見た覚えがある。 気さくに話しかけてきた彼は米海兵隊の大尉だという。 取り留めの無い会話をしているうちに、時間が来たのか彼は立ち去った。 彼の背中を目で追ううちに、キミの記憶が蘇る。 かつて大きな戦が起きたとき、そこで何百人と虐殺した殺戮の化身。その気配を彼から感じ取った。 PC2 聖歌 シナリオロイス:ディアス・マクレーン キミの任務は秘密裏に入国した”災禍(ディザスター)”を倒すこと。 そして今、目標と対峙している。 だが、キミの本能は感じ取っていた。これはただのジャームではない。 ジャームの苛烈な攻撃に、絶体絶命の危機を迎えたキミを窮地から救ったのは米海兵隊のマクレーンだった。 「これは我々の仕事だ。UGNは邪魔をするな……」 PC3 リディキュール シナリオロイス:朝田利通 裏切られた。キミは心底そう思った。 ここはUGNの独房。抗レネゲイド壁に囲まれた薄暗い牢獄だ。 思えば、名も知らぬ誰かの欲求を満たすために取った行動が規定に触れたのかも知れない。 しかし、今まで協力した実績を鑑みずこの扱いは酷すぎる。 そんなキミの独房を訪ねたのは国会議員の朝田利通だった。 PC4 啓悟 シナリオロイス:リディキュール いつものジャームハントが仕事だと思っていた。 だが、今回ばかりは規模が違っていた。 標的は”災禍(ディザスター)”と呼ばれる累計100万人は殺害したと言われているジャームだ。 一人でこの仕事を成し遂げるのは荷が重いということで、キミにサポートがつけられることになった。 だが、その正体は……。  ・シーン構成 ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP1 シーンプレイヤー:ニーナ 放浪の旅を一段落させ、成田空港に飛行機でやってきたニーナ。 次の旅のことを考えながらラウンジで一息ついていると、 「隣、よろしいですか?」 30代くらいのがっしりした体格の男性が尋ねてきた。 コーカソイド、インドヨーロッパ語族、ゲルマン系、アングロサクソン……。 恐らくはアメリカ人だろう。 ・内容:ニーナとローランドの邂逅シーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP2 シーンプレイヤー:聖歌 最初はうまくいったかに思えた。 キミの支援の下、UGNの戦闘員たちは訓練通りに戦い標的に致命傷を与えた。 処理の段階に入ったとき、標的は不意に覚醒し、一瞬で戦闘員たちを殺戮した。 「手足を切断し、首を刎ね、心臓を停止させる。どうしてそこで止めてしまうのだ?」 「戦いとはそこから始まるものだろう?」 米海兵隊の戦闘服を着た大男、ジャームはそうキミに問う。 ・内容:マクレーンが聖歌を救うシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP3 シーンプレイヤー:リディキュール それはあんまりな待遇だった。 利己的なところは多少あったかも知れないが、それなりにはUGNに尽くしてきたはずだ。 何が原因か皆目検討もつかないが、どうやらルール違反を犯したらしい。 にしても、この待遇。抗レネゲイド素材の防壁に囲まれた独房に監禁。 これは正に不条理の体言と言えよう。 ・内容:リディキュールを朝田代議士が訪ねるシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP4 シーンプレイヤー:啓悟 手元に新しい命令書のフルセットがある。 標的の資料、ROE(交戦規定)、偽装身分証、種々諸々の許可証。 要約すると街で暴れているジャームを黙らせろとのことだが、 標的のスケールが今までと違っていた。 累計100万人は殺害したと言われている最悪のジャーム”災禍(ディザスター)” それが今回の標的だった。 「質問は?」 質問を許さないような目つきでUGN日本支部副支部長ローザが言った。 ・内容:サポート要員はリディキュールだと知らされるシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル1 シーンプレイヤー:ニーナ ローランドを放っておくわけにはいかない、 キミの記憶が確かなら、あれは破滅しか招かない災禍。 彼の姿は見失ったが、幸いにもアレと交戦して生き残った人物がいる。 聖歌からなら詳しい話が聞けるかも知れない。 彼女が治療を受けているUGNの医療施設を訪ねてみた。 ・内容:ニーナと聖歌の合流シーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル2 シーンプレイヤー:啓悟 不安しかない。 最強最悪のジャーム相手にキミのサポートを務めるのはこんな小さな子供だ。 UGNオーヴァード留置施設を訪れたキミは、 とりあえず”心強い味方”と合流するこにした。 ・内容:啓悟とリディキュールの合流シーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル3 シーンプレイヤー:聖歌(ニーナ登場可) あれ以降姿を見せなくなったジャーム。 米海兵隊の動向も気になるところ。 正面押しでアレと戦うのは困難だ。 何とか突破口を開けないか、キミは調査を開始した。 ・内容:情報収集シーン ・情報項目 「イアン・ローランドについて」 技能:軍事 目標値7 米海兵隊特殊作戦軍(MARSOC)所属。階級は大尉。 強襲部隊の隊長としてアフガニスタンに従事。 作戦を終え、本国に帰還したばかりだったが、そのまま行方不明に。 テンペストのマクレーン隊長とは旧知の仲であり、 命を賭して戦う者同士の絆があった。 「米海兵隊の動向について」 技能:軍事 目標値7 現在、米海兵隊には日本からの退避命令が出ている。 海軍にも同命令が出ており、第七艦隊主要艦艇は軒並み出航を開始している。 そんな中、テンペストが活動しているとすれば、 それはマクレーン隊長の独断によるものである。 ただし、命令違反の行為である以上大規模な動員はとても不可能だろう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル4 シーンプレイヤー:リディキュール(啓悟登場可) 標的の資料は具体性に乏しい情報しか載っていなかった。 ジャームとは言われているが、それがジャームなのかそうでないのかさえ、 はっきりしたことは載っていなかった。 どうやら自分で調べるしかなさそうだ。 ・内容:情報収集シーン ・情報項目 「”災禍(ディザスター)”について」 技能:知識レネゲイド、情報UGN 目標値9 ”災禍(ディザスター)”とは協力型レネゲイドビーイングである。 ただしのその実態は限りなく支配型に近い。 それは、実体を持たず意識という形で存在する言わば人格である。 宿主に強力な力を与え、その代償に命の危険を伴う戦闘を要求する。 日常生活で見失った命のきらめきを死の中に見出した人間であれば、 この要求に抗うことは、どんな強い意志を持ってしても不可能である。 ヴェトナム戦争の頃よりそれらしき存在が確認されており、 数多くの虐殺事件に絡んでいたとされる。 「朝田利通について」 技能:情報警察 目標値7 UGNを通して”災禍(ディザスター)”の情報を入手した朝田は、 ストレンジャーズの出動を首相に要請するが、首相はレネゲイド関連知識に乏しく、 選挙前で国民感情を考慮しなければならないという理由でこれを却下した。 事態の収拾をUGNに依頼することにしたが、 あろうことかUGNは少数のエージェントを派遣するのみで、 UGN日本支部の機能を福岡に移転する準備に追われていた。 若いエージェントやまだ子供の協力者を犠牲にしてのUGNの撤退行為に朝田は憤慨を禁じえず、 独自に彼らを支援することにした。 ・イベント「朝田代議士の支援」 イベントトリガー:情報「朝田利通について」を開示 全てのPCは財産点3点を得る。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル5 マスターシーン 都内某所――。 高層ビルの屋上から周囲を見渡すローランド。 ローランド「この景色ももうすぐ全て焼き尽くされる」 ディザスター「準備は全て終わったな それでいい」 ローランド「アフガニスタンで死に掛けたとき、それ以来私は生きることを忘れてしまった」 ローランド「全て無味乾燥だ。料理から味が消え、絵画から色が消え、音楽から音が消えた」 ローランド「だが、今は違う。悪戯をする子供のように高揚している」 ディザスター「生きるとはそういうことだ。殺戮と破壊がなければ、生は意味を持たない」 ローランド「首都圏3000万人。世界最大の都市圏は、どんな命のきらめきを見せてくれるか……」 Eロイス使用 虐殺機関 シナリオのEDで東京首都圏を破壊します。ローランドが戦闘不能になれば解除。 ディザスター「20Mtの核爆弾38個、一人残らず殺戮し存分に命のきらめきを見出すがいい」   マクレーン「馬鹿げたことを…… ローランド、貴様自分が何をしようとしているか分かっているのか」 そこに現れる米海兵隊テンペスト隊長のマクレーン ローランド「マクレーンか、俺を止めに来たのか」 マクレーン「お前を殺しに来た」 ローランド&ディザスター「「それでいい お前の命のきらめきを見せてくれ」」 ・内容:ローランドがレネゲイドの力で作り出した20Mtの核爆弾38個を首都圏全域に設置するシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル6 シーンプレイヤー:ニーナ(全員登場可) キミは強烈な殺意のワーディングの気配を察知した。 この気配……、それは明らかに殺戮の化身”災禍(ディザスター)”のもの……。 場所は程遠くない。 そこに辿り着くと、どうやら戦いは終わっているようだった。 ローランドとマクレーン、二人とも満身創痍だが、 マクレーンは必死の気迫で何とか体を支え、ローランドはまだ始まったばかりと言わん余裕を見せていた。 勝敗は明らかだった。 ・内容:PC全員とローランド、ディザスターの邂逅シーン ・イベント「次の標的」 イベントトリガー:PCが戦意を見せるか、攻撃を仕掛けてくる Eロイス 無限を継ぐ者 虐殺機関が効果を発揮した場合、ディザスターの人格を最も戦意を見せたPCに寄生させる。 ・シーンメモ:適度に演出し終わったら瞬間退場でローランドをシーンアウトさせシーンを閉じる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル7 シーンプレイヤー:リディキュール(啓悟登場可) あのまま戦っていたとして、勝機があったか疑わしい。 しかし、首都圏に仕掛けられた20Mtクラスの核爆弾38個は何とかしなくてはらない。 思案するキミの前に朝田代議士が現れた。 朝田「もういい、逃げるんだ。キミのような子供が背負うには重すぎる」 ・内容:朝田がリディキュールに警告するシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル8 シーンプレイヤー:聖歌(ニーナ登場可) マクレーンは弱っていた。 マシンインプラントした部分への電力供給が足りないせいでろくに手足させ動かせない。 マクレーン「残念だが、私はここまでだ。合衆国政府は核兵器の使用を許可した」 マクレーン「10ktの戦術核でヤツを微塵も残さず吹き飛ばすつもりだ」 ・内容:マクレーンが聖歌に警告するシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル9 シーンプレイヤー:啓悟(全員登場可) このままでは東京首都圏で核兵器が使われる事態は避けられない。 UGNは退避を試み、在日米軍も避難を開始した。 残されたのはキミたちしかいない。 ”災禍(ディザスター)”を止める手段は……。 ・内容:情報収集シーン ・情報項目 「イアン・ローランドについて2」 技能:軍事 目標値7 ローランドには家族がいる。 彼は知らないが、誕生したばかりの子供がおり、 この事実を知れば死以外の場所に命のきらめきを見出し、 ディザスターの要求に抗うことができるようになるかも知れない。 この情報を開示すると、ローランドの家族の写真を入手。 「ディザスターについて2」 技能:知識レネゲイド、情報UGN 目標値9 ディザスターは協力型レネゲイドビーイングであり、 その実体は脳神経を走る電気信号に過ぎない。 宿主が抵抗の意思を見せた場合、ディザスターは何一つできなくなる。 ディザスターが圧倒的な強靭さを保つことができるのは、 宿主がディザスターを受け入れた時だけだ。 ただし、ディザスターの本質は支配型であり、 宿主が協力的でなくなった時は、無理にでもその肉体を支配しようとするだろう。 そうなったとき、宿主の人格は破壊される。 この不本意的な状況の時、ディザスターは本来の力を発揮し得ないだろう。 ・シーンメモ:次がCXだと伝えること ―――――――――――――――――――――――――――――――― クライマックス まるでキミたちが来るのを待っていたかのように彼はいた。 ローランド「核兵器如きで私を止めることができるか?」 ローランド「尻尾を巻いて逃げ出したUGNも、火力馬鹿の米軍も私を止めることはできない」 ローランド「だが、キミたちには敬意を表したい。己が命を省みずここまで来た」 ローランド「その命のきらめきに!!」 ・内容:ディザスターとの戦闘シーン ・シーンメモ:ディザスターがローランドを乗っ取ったところで戦闘開始となる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED1 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED2 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED3 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED4 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ■告知 トレーラー   そこには一種の快楽がある。 オーヴァードであれば多くの者が体験したことがあるだろう。 命の危機、或いは戻れるかどうかの境界線。 この強烈な体験は汚泥のようにまとわりつき、恋人とのランデヴーのように人を魅了する。 平和と戦争、日常と非日常の二重生活は人間性に大きな影響を与える。 彼らは、日常生活で見失った命のきらめきを死の中に見出すのだ。   ”災禍(ディザスター)”と呼ばれるオーヴァードが秘密裏に日本に入国した。 世界各地の紛争地帯で彼が直接殺害した人数は延べ100万人超。 最悪の悪夢が日本にやってきた目的とは――。   ダブルクロス 3rdEdition 「戦争中毒」 ダブルクロス――、それは裏切りを意味する言葉。   登場NPC ディアス・マクレーン 在日米軍海兵隊特殊部隊テンペスト隊長(上級p.115) 朝田利通 国会議員、労働厚生大臣政務官(上級p.117)     ハンドアウト   PC1 ニーナ シナリオロイス:イアン・ローランド 成田空港のラウンジで出会った彼は、どこかで見た覚えがある。 気さくに話しかけてきた彼は米海兵隊の大尉だという。 取り留めの無い会話をしているうちに、時間が来たのか彼は立ち去った。 彼の背中を目で追ううちに、キミの記憶が蘇る。 かつて大きな戦が起きたとき、そこで何百人と虐殺した殺戮の化身。その気配を彼から感じ取った。   PC2 聖歌 シナリオロイス:ディアス・マクレーン キミの任務は秘密裏に入国した”災禍(ディザスター)”を倒すこと。 そして今、目標と対峙している。 だが、キミの本能は感じ取っていた。これはただのジャームではない。 ジャームの苛烈な攻撃に、絶体絶命の危機を迎えたキミを窮地から救ったのは米海兵隊のマクレーンだった。 「これは我々の仕事だ。UGNは邪魔をするな……」   PC3 リディキュール シナリオロイス:朝田利通 裏切られた。キミは心底そう思った。 ここはUGNの独房。抗レネゲイド壁に囲まれた薄暗い牢獄だ。 思えば、名も知らぬ誰かの欲求を満たすために取った行動が規定に触れたのかも知れない。 しかし、今まで協力した実績を鑑みずこの扱いは酷すぎる。 そんなキミの独房を訪ねたのは国会議員の朝田利通だった。   PC4 啓悟 シナリオロイス:リディキュール いつものジャームハントが仕事だと思っていた。 だが、今回ばかりは規模が違っていた。 標的は”災禍(ディザスター)”と呼ばれる累計100万人は殺害したと言われている最悪のジャームだ。 一人でこの仕事を成し遂げるのは荷が重いということで、キミにサポートがつけられることになった。 だが、その正体は……。