■シナリオメモ  1.敵役  「おもいで喰い(ホワイトアルバム)」  学校の校舎に侵食したEXレネゲイド。  昭和の耐震基準が緩い時に建てられた校舎であり、倒壊の危険があることから取り壊しが決定される。  このEXレネゲイドはそこで生活する人々の記憶情報である「おもいで」を収集する性質があり、  学校の機能が新校舎へ移って「おもいで」の収集ができなくなってからは、  そこを訪れる人間のおもいでを無理矢理吸収する危険な存在となった。  解体事業者や面白がって立ち入る生徒が何人か行方不明になっており、  レネゲイドが観測されたことからUGNに調査が依頼された。  調査に訪れたPC達を襲い、無理矢理に「おもいで」を作らせ、それを吸収しようとしていた。  2.登場NPC  葛西俊継(かさい としつぐ)  美麗な容姿だが、その切れ長の目はどこか人を見下した感のある15歳の少年。  棄て犬を哀れむような視線はどこか天船巴を感じさせるところがある。  多少歪んではいるが、睦美に恋心を抱いている。  「………………、本当に中学を卒業したのかお前は?」  遠藤靖彦(えんどう やすひこ)  シャープなデザインの眼鏡を使用しているが、人柄からか優しさを雰囲気として纏っている18歳の少年。  霧谷に似た大人の雰囲気を持ち、理系大学進学を志望しており、センター模擬では優秀な成績を修めている。  空の日常面での世話役を買っていたが、その責任感から彼女を置いて茨城の大学に行くことを躊躇っている。  「空は賢いね。この問題が解けたら休憩にしようか? 大丈夫、ぼくがついてるよ」  及川恵美(おいかわ えみ)  口数少なく奥手な印象を与える少女、ぞんざいに扱われても帝人を慕い続けている。  恵美は実は帝人がオーヴァードであることを知っている。  見た目の儚さとは裏腹に芯の強い、確かな意志を持っている。  「……、また…… 喧嘩したの……?」  間宮真(まみや しん)  写真が趣味の高校一年生。幼い容貌の下に鋭い感性を隠し持つ少年。  気に入ったモデルがいれば、それが誰でも恐れずに撮影交渉に臨む。  彼は実はオーヴァードであり、心の気高さを写真写りに投影する能力を持っている。  「あ、すみません突然。あまりに魅力的だったものですから」  3.アウトライン  組織からの任務によって校舎に侵食したEXレネゲイドを撃破する。 ■シナリオノート トレーラー   あらゆるニュースはテレビの向こう側の出来事だ。 直接関係することはほとんどない。 そんなことよりも他愛ない話題や、 それを語らう仲間の輪の方が重要だ。 放課後や休日の予定、誰と一緒に過ごすべきか。   昨日と同じ今日。今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。 だが、人々の知らないところで。   ――世界は大きく変貌していた。   大多数が過ごす日常の安穏とした学校生活。 そこに生じる歪みは小さく認識し難い。 しかし、それは確実に日常を蝕んでいく。 どうしようもないほど侵食される前に食い止めなければならない。 キミが手に入れたのは”そのための力”なのだから――。     ダブルクロス 3rdEdition 「ティーアガルデン」 ダブルクロス――、それは裏切りを意味する言葉。  ・参加NPC  葛西俊継(かさい としつぐ)   美麗な容姿だが、その切れ長の目はどこか人を見下した感のある睦美の同級生。  及川恵美(おいかわ えみ)   口数少なく奥手な印象を与える少女、ぞんざいに扱われても帝人を慕い続けている。  間宮真(まみや しん)   写真が趣味の高校一年生。幼い容貌の下に鋭い感性を隠し持つ少年。  遠藤靖彦(えんどう やすひこ)   空の幼馴染で、理系大学進学を志望している。大人びた印象を与える高校三年生。  ・ハンドアウト PC1 犬飼 睦美 シナリオロイス:葛西俊継(かさい としつぐ) 巴様に学業を修める大切さを説かれたキミは高校に通っている。 高校は楽しいところだ。毎日色んな話題が飛び交い、興味が尽きることはない。 ただし、二つ気に入らないことがある。それは授業時間と、俊継の存在だ。 彼はいつもキミを飼い犬を哀れむような目で見下しては憎まれ口を叩く。 「………………、本当に中学を卒業したのか君は?」 PC2 猿山 帝人 シナリオロイス:及川恵美(おいかわ えみ) キミが面倒でしかない学校に通う理由は彼女の存在だ。 あの女は変わり者だ。誰もが恐れる不良でバケモノのキミを慕っている。 今まで散々ぞんざいに扱ってきたが、それでも彼女はキミを慕うことを止めようとはしない。 気は乗らないが、今日も行くか。休むとあいつが煩いから。 「……、また…… 喧嘩したの……?」 PC3 ウテナ・有希・榊 シナリオロイス:間宮真(まみや しん) 裏ではUGNに協力しつつ、表では一般の学生として過ごすことも大切にする。 高貴なるものにとってこの程度の二重生活は苦にならない。 自分は違うのだ。日々安穏と過ごす彼らとは。 そんなことを考えていたキミに声をかけてきた少年がいた。 「もし良かったら、被写体になって貰えませんか?」 PC4 出倉 空 シナリオロイス:遠藤靖彦(えんどう やすひこ) キミのトリッキーな行動は出自故だろうか。 話は嫌いではないが、マトモな回答をキミは返したことはない。 巨大なぬいぐるみを抱えて歩くキミを不気味に感じ距離を置く生徒もいる。 しかし、彼だけはいつもキミのことを真剣に見守っていてくれる。 「空は賢いね。この問題が解けたら休憩にしようか?」  ・シーン構成 ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP1 シーンプレイヤー:犬飼 睦美 飢餓感がつきまとう。 喉はカラカラ、胃はジワリと痛む。 体が焼け爛れるようだ。 キミはその気になればできる。手が届く。 ヤキトリ、ポテチ、クレープ、ドッグフード――。 手が届く、ほんの少しその能力を使うだけで……。 だが――、今は授業中だった。 ・内容:睦美と俊継 ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP2 シーンプレイヤー:猿山 帝人 出る杭は打たれる。 長身、金髪、ピアス、態度の悪さ――。 それだけで理由は十分。 キミは校内の不良学生たちに絡まれていた。 もっとも、彼らが気に入らないのはキミの義侠なところだ。 早速一人が角材で殴りかかってきた。 ・内容:帝人と恵美 ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP3 シーンプレイヤー:ウテナ・有希・榊 昨日と同じ今日、変わらない様子で登校してくる生徒たち。 そんな彼らの安寧はキミが密かに守ったものだ。 しかし、誰もそれに感謝など述べない。 それでいい。ノブレス・オブリージュ、当然のことをしたまでなのだ。 そんなことを考えながら窓の外を眺めているキミに少年が声をかけた。 「あの、もし良かったら、被写体になって貰えませんか?」 ・内容:ウテナと真 ―――――――――――――――――――――――――――――――― OP4 シーンプレイヤー:出倉 空 チルドレンなら誰もが抱える悩み。 価値観の違い――。あまりに違い過ぎる故に生まれる隔絶。 キミの存在は明らかにクラスで浮いている。 だが、それで構わない。 キミにはキミの面倒を見てくれるお節介な幼馴染がいる。 今だってほら、頼んでもいないのに宿題を手伝ってくれている。 「空は賢いね。この問題が解けたら休憩にしようか?」 ・内容:空と靖彦 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル1 シーンプレイヤー:犬飼 睦美 食欲は人の根源的欲求。 故に罪深いのか――、キミは数学教師から叱責を受けた。 そして今、昼休み。 補講という最低最悪の罰ゲームの最中だった。 このままでは間に合わない。日替わり定食。 学生食堂の食事は生存競争の勝者にのみ与えられるのだ。 キミはそのスタート地点にすら立てていなかった。 ・内容:俊継が購買で買ったパンを睦美に与えるシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル2 シーンプレイヤー:猿山 帝人 恵美はキミが喧嘩をしたことを咎めた。 そんなのいつものことだ。だから何も気にすることは無い。 それより今は目の前のいけ好かない男をどうするかだ。 俊継「まるで野良犬だな。誰もお前を繋げないから性質が悪い」 俊継「お前は誰にも負けたことが無い。野良犬のプライドは厄介だな」 俊継「本当は首輪が欲しいんだろう? 俺が繋いでやる」 美麗な容姿だが、その切れ長の目はどこか人を見下した感がある男、葛西俊継。 俊継「一度。ただ一度屈辱を知ればお前は簡単に堕ちる」 明らかにキミを挑発していた。 ・内容:俊継が帝人に喧嘩を売るシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル3 シーンプレイヤー:ウテナ・有希・榊 間宮真(まみや しん)、一年生。 彼の風貌に幼さが抜けないと感じるのはキミが年上だからというわけでもなさそうだ。 彼の身長もキミより低い。声変わりだってまだしていないようだった。 しかし、一眼レフのカメラを構える彼の姿は凛々しかった。 被写体のキミをその場に縫い付けて放さない魅力があった。 真「あ、そんな感じでお願いします」 真「こう言うとおかしな人って思われるかも知れないけど」 真「僕、レンズを通すと”人の心が見えるんです”」 キミをリラックスさせるための他愛無い話題だろうか、 彼はそんなことを言ってきた。 ・内容:真がウテナを撮影するシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル4 シーンプレイヤー:出倉 空 玉野椿は熱心なチルドレン訓練教官だ。 彼女は生活面においてもチルドレンを指導している。 一般の同年代に馴染めないという多くのチルドレンの抱える悩みを、 彼女は共有し、忍耐強く尽くしている。 椿「空、いい? 遠藤靖彦さんについて話があるの」 そんな彼女が空に声をかけてきた。 ・内容:椿が空に靖彦を安心させて茨城の大学に送り出してやろうと提案するシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル5 シーンプレイヤー:犬飼 睦美 キミは初めて見た。 常日頃キミを馬鹿にして、 どこか巴様に似た、飼い犬を哀れむような視線を飛ばしてきた俊継が蹲って泣いている。 「睦美か、俺を……笑いにきたか…… くそ……」 不遜で横柄で、それでいて超然とした彼が負けたのだ。 その悔しさは隠して隠しきれるものでなかった。 「散々偉そうなこと言って、でかい態度取ってこのザマだ…… 笑えよ……」 ・内容:睦美が俊継を慰めるシーン(になるといいな) ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル6 シーンプレイヤー:猿山 帝人 またやってしまった。 挑発したのは相手だとは言え、日に二度はやり過ぎたかも知れない。 キミは俊継をブチのめした。 そして、今キミの前には恵美がいる。 彼女の悲痛そうな表情は、何を言いたいのかよくわかる。 恵美「帝人……」 日頃口数少ない彼女だが、今日ばかりは雰囲気が違う。 ・内容:恵美の告白シーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル7 シーンプレイヤー:ウテナ・有希・榊 キミはUGN支部からの連絡で、チームを伴って現場にかけつけた。 ジャームが発生し、学生が襲撃されているらしい。 間に合えばいいのだが……。 現場に辿り着くと、四足獣のようなジャームが学生を襲っていた。 襲われていた学生とは、真だった。 四足獣はその爪を、牙を今正に真に振り下ろそうとしているところだった! ・内容:真がジャームに襲われているシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル8 シーンプレイヤー:出倉 空 空は靖彦の重荷などではない。 それを証明するために、キミは彼を安心させて送り出さなければ。 靖彦は学生ホールにいた。 筑波大学のパンフレットを手に取り、それを棚に戻そうとしていた。 彼は椿の言った通り、空を置いて茨城へ行くべきか悩んでいた。 今、彼の背中を押してやれるのはキミしかいない。 ・内容:靖彦が進学を思い悩んでいるシーン ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル9 シーンプレイヤー:睦美 登場:帝人、ウテナ、空 キミたちは目を覚ました。 埃の積もった廊下、人気の無い教室。 この校舎は明らかに使われている形跡が無かった。 何故、キミたちはこんな場所で目を覚ましていたのか、 そもそも、何のためにこんな場所にいるのか。 状況を把握する必要がある。 ・内容:情報収集シーン ・情報項目 「睦美のハンドアウト」 技能:意志 目標値9 この校舎にレネゲイドの反応があることを察知した天船巴は、 睦美にその調査を指示した。 それが使えそうなものなら持ち帰ること。 そうでないなら、いつも通り処理すること。 「期待してるわ睦美ちゃん。終わったらご褒美よ」 「帝人のハンドアウト」 技能:意志 目標値9 キミが通う高校の旧校舎。 昭和に建てられた校舎で耐震設計に問題があり取り壊しが決まった。 しかし、工事は進まず、ここで行方不明になる解体事業者や生徒が相次いだことから、 キミは独自に調べてみることにした。恵美が止めるのも聞かないで。 「危ないことはやめて…… お願い……」 「ウテナのハンドアウト」 技能:意志 目標値9 キミに与えられた任務は旧校舎の調査だ。 レネゲイドが観測され、学校に影響を及ぼしていることから、 UGNは本格的に調査に乗り出すことにした。 何らかの脅威を確認できれば、それを処理するところまでがキミの仕事だ。 「本件はキミに任せた方がいいと思いまして、よろしくお願いしますね」 「空のハンドアウト」 技能:意志 目標値9 キミに与えられた任務は旧校舎の調査を任されたウテナのサポートだ。 旧校舎で観測されたレネゲイドについて調べること。 それが脅威であれば速やかに処理すること。 学校の旧校舎であり目立つことを避けるために、必要最小限の人員として選ばれたのがキミとウテナだ。 「焦らないで……大丈夫、きっとできる」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― グランドオープニング シーンプレイヤー:睦美、帝人、ウテナ、空 旧校舎を調査することになったキミたちは、 紆余曲折を経て、一時団結して事に当たることになった。 昭和に立てられた校舎とは言え、内装はまだ新しく。 怪談話に出てくるような雰囲気は感じられなかった。 しかし、レネゲイドウィルスの影響は様々で油断するわけにはいかない。 キミたちが校舎に足を踏み入れると、それは突然襲ってきた。 校舎全体を包み込む強力なワーディングがキミたちの神経を掻き鳴らす! ・内容:ホワイトアルバムに「おもいで」を無理矢理作らされるシーン 旧校舎がEロイス虚実崩壊を使用 現実と虚構を曖昧にし、PCにオープニングからミドル8までを使っておもいでを作らせる。 旧校舎を倒せば解除。 エンディングまでに旧校舎を倒せなければ、 再びおもいでを作るための虚実混濁の領域へ送り込まれる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ミドル10 シーンプレイヤー:帝人 登場可:睦美、ウテナ、空 旧校舎そのものがEXレネゲイドとなっており、 その体内に取り込まれたと言っても過言ではない状況で、 キミたちは旧校舎により、強制的に学校体験を植えつけられ、おもいでを作らされた。 このコンクリートとタイルの怪物は何を目的としているのだろうか。 ・内容:情報収集シーン ・情報項目 「旧校舎について」 技能:知識レネゲイド 目標値9 旧校舎はレネゲイドに感染したEXレネゲイドであり、 ここで生活する人々の記憶情報である「おもいで」を収集する性質がある。 「おもいで喰い(ホワイトアルバム)」と呼ばれている。 しかし、校舎の耐震設計に問題があり、学校の機能が全て新校舎に移されてからは、 旧校舎は全く使われなくなり「おもいで喰い」は記憶情報の収集が行えなくなってしまった。 それ以降、旧校舎を訪れる人間から記憶情報を吸収し尽くす危険な存在となった。 解体事業者や面白がって立ち入る生徒が何人か行方不明になっている。 ・シーンメモ:この判定に成功すればクライマックス突入可とする ―――――――――――――――――――――――――――――――― クライマックス 危険な存在と化したEXレネゲイド「おもいで喰い(ホワイトアルバム)」 学校の存在を脅かす異変は解決しなければならない。 キミたちが手に入れたのは”そのための力”なのだから――。 床が壁が天井が蠢き、鉄筋は鋭い槍となって襲ってくる。 「おもいで喰い」はキミたちを敵と認識した。 ・内容:”おもいで喰い(ホワイトアルバム)”との戦闘 ・シーンメモ:以下の説明を行うこと。 旧校舎全体がエネミーとなり、シーン内であればどこでもエネミーとエンゲージしていることになる。 戦闘移動はエンゲージによって阻害されない。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED1 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED2 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED3 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ED4 シーンプレイヤー:XXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXX ・内容:XXXXXXXX ―――――――――――――――――――――――――――――――― ■告知 トレーラー   あらゆるニュースはテレビの向こう側の出来事だ。 直接関係することはほとんどない。 そんなことよりも他愛ない話題や、 それを語らう仲間の輪の方が重要だ。 放課後や休日の予定、誰と一緒に過ごすべきか。   昨日と同じ今日。今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。 だが、人々の知らないところで。   ――世界は大きく変貌していた。   大多数が過ごす日常の安穏とした学校生活。 そこに生じる歪みは小さく認識し難い。 しかし、それは確実に日常を蝕んでいく。 どうしようもないほど侵食される前に食い止めなければならない。 キミが手に入れたのは”そのための力”なのだから――。     ダブルクロス 3rdEdition 「ティーアガルデン」 ダブルクロス――、それは裏切りを意味する言葉。     参加NPC    葛西俊継(かさい としつぐ)   美麗な容姿だが、その切れ長の目はどこか人を見下した感のある睦美の同級生。    及川恵美(おいかわ えみ)   口数少なく奥手な印象を与える少女、ぞんざいに扱われても帝人を慕い続けている。    間宮真(まみや しん)   写真が趣味の高校一年生。幼い容貌の下に鋭い感性を隠し持つ少年。    遠藤靖彦(えんどう やすひこ)   空の幼馴染で、理系大学進学を志望している。大人びた印象を与える高校三年生。     ハンドアウト   PC1 犬飼 睦美 シナリオロイス:葛西俊継(かさい としつぐ) 巴様に学業を修める大切さを説かれたキミは高校に通っている。 高校は楽しいところだ。毎日色んな話題が飛び交い、興味が尽きることはない。 ただし、二つ気に入らないことがある。それは授業時間と、俊継の存在だ。 彼はいつもキミを飼い犬を哀れむような目で見下しては憎まれ口を叩く。 「………………、本当に中学を卒業したのか君は?」   PC2 猿山 帝人 シナリオロイス:及川恵美(おいかわ えみ) キミが面倒でしかない学校に通う理由は彼女の存在だ。 あの女は変わり者だ。誰もが恐れる不良でバケモノのキミを慕っている。 今まで散々ぞんざいに扱ってきたが、それでも彼女はキミを慕うことを止めようとはしない。 気は乗らないが、今日も行くか。休むとあいつが煩いから。 「……、また…… 喧嘩したの……?」   PC3 ウテナ・有希・榊 シナリオロイス:間宮真(まみや しん) 裏ではUGNに協力しつつ、表では一般の学生として過ごすことも大切にする。 高貴なるものにとってこの程度の二重生活は苦にならない。 自分は違うのだ。日々安穏と過ごす彼らとは。 そんなことを考えていたキミに声をかけてきた少年がいた。 「もし良かったら、被写体になって貰えませんか?」   PC4 出倉 空 シナリオロイス:遠藤靖彦(えんどう やすひこ) キミのトリッキーな行動は出自故だろうか。 話は嫌いではないが、マトモな回答をキミは返したことはない。 巨大なぬいぐるみを抱えて歩くキミを不気味に感じ距離を置く生徒もいる。 しかし、彼だけはいつもキミのことを真剣に見守っていてくれる。 「空は賢いね。この問題が解けたら休憩にしようか?」     日時:5月20日(金曜日)22:30〜28:00 募集人数:2人〜4人 シナリオ傾向:学園生活AVG、と見せかけた中二バトル 連絡事項:参加させたいPCを最大二人まで添付してご応募ください。       舞台が高校となるので、採用基準としてどうしても高校生PCが優先されがちになりますが、       それ以外も決して取らないわけではありませんので、留意の上でご応募ください。       締め切りは5/19の24:00とさせていただきます。       参加PCが決定した後にハンドアウトを作成します。 レギュレーション:Exp〜100、通常ステージのPCのみ、所属制限なし セッションチャンネル: #デュアルクロス_カズ #デュアルクロス_カズ裏 #デュアルクロス_カズデータ