PC1 リィラ=ガンズ PC2 ハンナ PC3 希羅 六花 PC4 春日アイリス ●オープニング1 シーンプレイヤー:リィラ  君はUGNの支部長に呼び出されるなり幾つかの記事を見せられた。どれも最近のものだが、それよりも明らかな共通点が目を引く。  見出しを見ると一晩のうちにペットが町の一区画まるごと消えた、保健所から野良犬が大量に逃げ出した、サーカス団の檻を猛獣が破った、など  どれも動物がいなくなったというものである。  支部長「 ・・・明らかにレネゲイド絡みだ。調査を行ってくれ。」  登場&ロールプレイどうぞ  支部長「なお今回は強力な・・・いや、強力だった協力者がいる。 ・・・別にダジャレじゃないが」  支部長「情報屋のネームレスだよ。 どうやら彼も被害を受けているらしくてな。 今回は向こうからUGNに接触してきた。」  支部長「だから協力者、というよりは被害者のほうが正しいのだが、それでも彼の情報収集能力が優秀なのは周知のとおりだ。」   ロイス:ネームレス ●オープニング2 シーンプレイヤー:ハンナ  君は学校のクラスの飼育係だ。ゆえに動物の飼育を任されている。  亀にウサギに金魚にカブトムシ(幼虫)、さまざまな生き物を飼っている。先週はハムスターがクラスに来たばかりだ。  君はこのハムスターにべっしょさんという名前をつけて可愛がってあげた。  ところが、一晩のうちにべっしょさんはいなくなってしまう。籠の鍵は開いていた。昨日しっかりと鍵をかけてから下校したはずなのに   登場&ロールプレイどうぞ    クラスメート男子「 わ〜〜、べっしょさんがいなくなってるー! 」「何やってるんだよハンナー 」ぐずり  クラスメート女子「 せっかくひまわりの種買って来たのに・・・どうしよう 」  べっしょさんは先週、ハンナが道端で衰弱していたのを拾ってきた。しかも野良猫にでも襲われたのか自転車にでもはねられたのか怪我をしていた。  幸い、ハンナが学校に連れてきて餌や水を豊富に与えられ十分に休ませると元気になったのだが、病み上がりには変わらない。クラスのみんなが心配するのも当然だ。 クラスメート女子「 でも、わかるかもべっしょさんの気持ち 」 「だって、べっしょさん一人ぼっちだもん。友達がいなくてさびしいんだと思うよ。」  クラスメート男子「 一人ぼっち? このクラスには30人もいるんだよ。 金魚のどざえもんやカブトムシのミズシマヒロだっているんだよ。 」  クラスメート女子「 そうじゃなくてさー 」 確かにべっしょさんは時々クラスのみんなではなく、どこか遠くの何かを見るような目をしていた。   ロイス:べっしょさん(ジャンガリアンハムスター♀) ●オープニング3 シーンプレイヤー:六花  君は市内の動物園に来ている。  先日中国からジャイアントパンダがやってきたとテレビやネットでしきりに宣伝していただけあって平日だというのに客入りは激しい。  さて普段の君ならばこんなところへ行く理由も、そそる興味もないのだが、今回は同行者がいた。  京香「チンパンジーさんはちゃんとバナナをキャッチしてくれてすごかったね でもベンガルトラさんはずっと寝ててつまんなかったなー 」「おねえちゃん、次は何を見よっか?」くすくす  元FH日本支部長、現ゼノスリーダー、知る人ぞ知るオーヴァード業界の重鎮都築京香である。  六花と手をつないでアイスを食べつつ歩く姿は、傍から見れば姉妹にしか見えない。 ちなみに京香はhttp://item.rakuten.co.jp/3dsuchida/720618 な着ぐるみを着ている。御土産屋で買ったらしい。  彼女は六花に頼みごとがあるそうなのだが・・・  登場&ロールプレイどうぞ  京香「・・・そろそろ話しておきましょうか。」  園の中心から離れた人気のそれほどない辺りのベンチに腰かけて、京香は普段のプランナーの顔で訳を語り始めた。  京香「 最近、この街の動物がペットから野良猫にいたるまで消えていく事件が起きてるの。 」 ベンチから微妙に着かない足をぷらーん  京香「 何が原因なのかはまだ詳しくはわからないけど、おそらくジャーム絡み。 問題はそれがレネゲイドビーイングにまで影響を受けているということ。」アイスの一段目をぺろり  京香「ゼノスのメンバーの中にも失踪者が出てる。 まだレネゲイドビーイングとして覚醒したばかりの意志の弱い子ばかりだけど、それでも看過はできないわ。 」ジュースをごっきゅん  京香「 事件の発生場所と被害のエスカレート具合から計算して次はおそらくこの動物園が標的になるはずよ。 」 「 あ 」アイスのとけた二段目が膝にぽとりと落ちた 涙目  京香「・・・というわけ。 報酬は私が出来る範囲なら六花の望むものをあげるわ。 お金でも食べ物でも。 」 膝をくまちゃん柄のハンカチで拭いて気を取り直しつつ  さて、こうして話していると園の中心から悲鳴やざわめきが聞こえる。  「 うわーー!! 動物が逃げるぞ――!! 」「ママー、パンダさんって間近で見ると怖いよ・・・」「 皆さん落ち着いて避難を! 」  京香「 早速ね。 向かいましょう。 」    といったところで逃げ惑う人々がこちらに押し寄せてくる!  「 ひぃ〜〜おっかねぇ 」「 食べられちゃう〜〜!!」どたばたどたばたどたばた  人込みにもまれていつの間にか京香とは離れ離れになってしまった。    犬「 ワンワン! 」  ウサギ「 ぴょーんぴょーん! 」  ワニ「 ガウガウ! 」  ライオン「 がおおお! 」  まーほーうーのーことばーっで たーのしーいーなかまーがっ ポポポポ〜ン♪ <<Eロイス【衝動侵蝕】発動 シーン内(動物園内)の動物が皆檻を破って暴走し始める!>>  キリンに象にパンダにトラに猿にサイにカバにダチョウにトラに 体の大小、肉食草食の区別なく園中の動物が列をなして大行進をする。  彼らの目は生気が弱まってぼんやりしている。まるで夢遊病者だ。  列の先頭には、彼らを導くようにホワイトライオンが堂々と歩みを進めている。  列に近づこうとすると何か見えない壁があるかのように体が弾かれる。六花以外にも京香の手の者と思われるレネビが行進に接触しようとしていたが同じように何もできない有様だった。  やがて動物の群れは何の障害も意に介することなく園の外に出ていく。     ロイス:都築京香 ●オープニング4 シーンプレイヤー:アイリス     「 おお、お前か、いいところにいたな! 大変なことが起きた。 お前に一欠けらでも人情というものがあるのなら是非とも今の俺に協力してほしい! 」  アイリスが呼び止められ振り返ってみると春日恭二がいた。  だが、その姿は・・・ http://item.rakuten.co.jp/auc-digiwave/146693/ な着ぐるみ。  登場&ロールプレイどうぞ  「 公太郎がいなくなってしまったのだ! 数日前からずっと探しているというに・・・ 」  公太郎とは先週から恭二がどこかから拾って飼っていたハムスターである。まるで我が子でも探すかのように汗と涙を顔中に浮かべている。  「 アイリス、今日は特に任務も無かった筈だな。 」「 公太郎を探す手伝いをしてくれ! おやつでも夕飯でもなんでも奢るから! 」  恭二「 ありがとう、やはりお前は頼りになる妹分だ。 そうだ・・・これを渡しておこう。公太郎の大好物なんだ。 」ひまわり畑でも作れそうなほどひまわりの種が詰まった袋を渡す。  恭二「 支部の周りをここまで探しても見つからないとなれば、街中に出て行ってしまっているかもしれんな。外を手分けして探すぞ 」      ロイス:春日恭二 ●ミドル1 シーンプレイヤーリィラ 登場ハンナ  ネームレスは市内の河原にいるという。  端末として利用できる動物が限られてしまっているためにこんな辺鄙な場所でしか接触がとれないらしい。  リィラはとりあえず指定の場所へやってきた。市の中心から離れた長閑な場所だ。川のせせらぎがよく聞こえる。  一方ハンナはべっしょさんを探しに下校後は通学路添いをくまなく探しまわっていた。  二人は同時に河原に先客がいることに気づいた。  悪ガキA「あっはっはー こいつおもしれーw 」  悪ガキB「 逃げろ逃げろー そっちは地獄行きだじぇーw 」  登場&ロールプレイどうぞ  見るからに悪そうでガキそうな2人連れが河原の隅っこで何かをしている。ハンナは彼らが学校では有名な悪戯っ子だと思いだすだろう。  寄ってみてみると悪ガキどもは掌大のひらべったい石のようなものをつっついている。  よーく見るとミドリガメだ。 手足や首を引っ込めてじっと目の前の理不尽に耐えている。    悪ガキAB「げ、大人まできた 」「 ぼくたちな〜んにもしてませんよっと! 」  二人が声をかけると悪ガキたちはそそくさと逃げ去っていく。  亀「ふぅ〜、危ないところを助けていただきありがとうございます。 」「 お礼にお二人を竜宮城に連れていってさしあげましょう という冗談はさておき」  なんとミドリガメはネームレスの端末だった!  亀「 今回はどうやらFHの実験施設から逃げ出したケーニッヒという名の動物が原因のようです。動物を集めて何かを企んでいるようですが、  わたしの端末は半分以上ケーニッヒのエフェクトに巻き込まれたようで 情報収集が思うようにはかどりません。 したがってこちらでの情報収集はいつものような成果を期待できません。」  亀「 そうそう、お詫びといってはなんですが、わたしの代わりに役に立つであろうツールをご用意致しました。 それはこのドリトルドリル・・・ノイマンイージーエフェクトのドクタードリトルの効果を持つツールです。が、あれ?」  亀は何もない川辺を見て首をかしげる  亀「 しまった・・・さっきの子供たちに持って行かれてしまったようです。あれはレンタル品なんですよ、す、すみませんが追っかけて取り返してきてください! 」  産卵でもないのに亀は泣いている。 ●ミドル2 シーンプレイヤー六花 登場アイリス  六花が動物の大行進を追っていくと、動物園から少し離れた広場へやってきた。  広場の中心には 空間それ自体に開けられたであろう深い穴がぽっかりと空いている。  きわめて怪しいブラックホールだが、動物たちは何の迷いもなくその中に押し寄せていく  穴の傍にはホワイトライオンが周りを見張るように、見守るようにどっしり座っていた。  ホワイトライオン「がおー! うぉんうぉん!!」  一方、公太郎を探しに通りがかったアイリスはその光景を目の当たりにする。  登場&ロールプレイどうぞ  穴へ入ろうとするとホワイトライオンが雄叫びを上げる  ライオン「 グァオオオオオオオオオオオゥ!!!! 」  対抗するならば意志判定をお願いします。失敗すると全身が震えて身動きが取れなくなる 目標は4r10+4  全ての動物が穴へ吸い込まれると 二人を軽蔑するような視線を投げかけてからホワイトライオンもその中へ消えていく。  先程までの驚天動地が嘘のように静まり返った広場  しかしよく見てみると  穴があったところにハムスターが一匹倒れている。 おなかのあたりに小さな包帯が巻かれている。そこに血がにじんでいる。  手当をしなければならないだろう状態であることはわかる。 ●ミドル3 シーンプレイヤー:ハンナ 登場可能:リィラ  悪ガキたちを追うリィラ  閑静な住宅街で二人に追いつくことができた。  悪ガキたちは段ボール箱の周りを囲んで何かをしている。  悪ガキA「 へっへ、何? おなかすいてんの? それとものどがかわいてんの? 」  子猫ず「 にーにーにー 」  段ボール箱の中には愛らしくも弱弱しい子猫たちが身を寄せ合っていた。  悪ガキB「 じゃーさ あげるよ ジュースをさ。 」明らかによからぬことを考えている笑みを浮かべて ズボンのチャックを下げ 子猫へモノを向ける  登場&ロールプレイどうぞ      ライオン「 グァオオオオオオオオオオオゥ!!!! 」  悪ガキs「あ、あ? ぎゃあああああ 」 「あ、っででで; 」  いつの間にか悪ガキたちのすぐ後ろに、たてがみを逆立たせたホワイトライオンがいた。その背には空間を捻じ曲げて作ったらしい黒い穴がある。  ちなみに、悪ガキBは驚いてちびった挙句モノをチャックに挟んでクリティカルヒットを受けている。  ライオン?「 我が名はケーニッヒ 獣の王である。道を開けろニンゲン! 」  悪ガキs「ひぃ・・・」  ライオン「 グァア!! 」  ライオンが牙を剥いて威嚇すると 悪ガキAは驚いて尻もちをつき、王者の道を開けた。 ライオンは段ボール箱を優しくくわえると そのまま黒い穴へと引き返す。 ●ミドル4 シーンプレイヤー:アイリス 登場可:六花  怪我をしたハムスターを見つけたので恭二のところまで届けるアイリス。  応急処置はしたが、このハムスターは公太郎ではないという。  恭二「 ふむー、コレジャナイ だが、このハムスターは公太郎と同じにおいがする。重要な手がかりに違いない! 」  ハムスターの着ぐるみを着たおかげかハムスターの心を理解した恭二はカンを鋭く働かせる。  登場&ロールプレイどうぞ    ハムスター「 ちゅ!? 」  ハムスターが気が付いて シーツの上から身を起こした。  恭二「 おお、気が付いたか 」  ハムスター「ちゅちゅちゅ、ちゅう! 」  恭二「 どうやらこの子の名前はべっしょさんというらしい。 」 恭二「 ちゅちゅう むちゅう! 」  べっしょさん「 ちゅーちゅちゅちゅぅ・・・ 」  恭二「 なんだと! ちゅ・・・・ちゅーちゅ? 」  ハムスターの着ぐるみを着たおかげかハムスターの心を理解した恭二はハムスターの言語が理解できるのだ!  べっしょさん「 ちゅっちゅー! ちゅちゅ 」  恭二「 公太郎・・・・ぅおおおおお!! 」 どん、っと壁に拳を打ちつける  恭二「わかった・・・べっしょさん、お前の志は受け取った。 公太郎は俺が救う! 」  恭二「 アイリス、これでその子と一緒に何か美味しい物でも食べに行け。」 とあまり重くない財布を投げ渡し 「 ご苦労だった。」  恭二「 ここから先は俺がけじめを取らないといけない・・・待ってろよ公太郎 」 恭二は最終決戦にでも向かうようなシリアス顔をしてハムぐるみのままずかずか外へ出て行った。  べっしょさん「 ちゅうう!! 」  べっしょさんはまだ何か言いたげであったが、春日の耳にその言葉は届かなかったようだ。  べっしょさんが何を伝えたいのか、恭二がどこへ向かったのか 多分FHの面々は取り合ってくれないであろう。優れた情報屋ならば何かわかるかもしれない。  べっしょさん「・・・」 べっしょさんは仲間になりたそうにこちらを見ている! ●ミドル5 シーンプレイヤー:全員集合  悪ガキからドリトルドリルを取り戻したリィラ、ハンナ  春日恭二の向かった先を知るために情報屋に接触するアイリス、六花  4人はネームレスが甲羅干ししつつドリルを調整する中鉢合わせた。    ドリトルドリルでべっしょさんの言葉を翻訳する  べっしょさん「 ケーニッヒを止めなくちゃならないの あの子、わたしたちにジッケンでひどいことした人間たちに仕返ししようとしてる 」  べっしょさん「 ケーニッヒはFHそうこ、ってところに仲間を集めてるの! 」 ●マスターシーン  見渡す限りの大草原。阻むもののない太陽光線。アフリカか中央アジアか、どこか異国の光景を思わせるそこに 大勢の動物たちが一匹の獣を中心に取り囲んでいた。  ケーニッヒ「・・・十分に兵力は揃った。これよりニンゲンどもに本格的な反逆を始める 」  ケーニッヒと称する彼は、わずかしかない身の丈ながらも独裁者のような誇大な演説を獣たちへ投げかけた。  第一の従者である、ホワイトライオンのたてがみに乗りながら。  恭二「 待てい! 」    演説をかき消す異分子の口上が動物たちの輪へ踊りこんできた。  ケーニッヒ「 あんたは・・・ 」  ケーニッヒは恭二へ振り返ると、苦い表情を浮かべた。  恭二「 公太郎! そんな馬鹿な真似をして何になる! こんなことを続ければUGNかFHか、そう遠くないうちにお前たちは処分されるぞ! 」  ケーニッヒ「 その名で呼ぶな・・・! 正直言うとパクリくさくて恥ずかしい 」「 余の名前はケーニッヒ、百獣の王だ! 」  恭二「 いや、お前は春日公太郎だ! 立派なうちの家族で春日一族だ! だから、早く家に帰ってお前の大好きなひまわりの種を一緒にたべよう! 」  ケーニッヒ「 ・・・お前はそう思っていてもだ、俺たち動物とニンゲンは相いれない。 俺たちにとって人間とはお前のような歪んだ愛情を向けるか、便利な家畜としか見れない暴君なんだ 」  ケーニッヒ「 だから、俺がこいつらを導く新しい王となって独立をするのさ。 怪我をして倒れていた俺を助けてくれたお前には一応の感謝はしてるが、それだけだ。 」  ケーニッヒ「 立ちはだかるっていうなら 踏みつぶす! 」  恭二 「 そうか・・・それがお前の意地なら通すがいいよ。 だが、俺は俺の意地を通させてもらう! 来い! 躾けの時間だ! 」エフェクト:破壊の爪を発動  ケーニッヒ「 ・・・・さらばだ、ニンゲン 」  恭二の傍まで寄るやいなや異常な殺気を振りまくケーニッヒ、周囲の動物は勿論ホワイトライオンすら恐れによって戦いの中心から離れていくほどだ。  だが果敢にも恭二はそれに挑んでいく! 己の意地を通すために!   ・・・結果はわかりきってるけどな! ●ミドル6 シーンプレイヤー:リィラ 登場可能:全員  べっしょさんの証言を聞いてかつてFHが利用していた古びた倉庫までやってきたリィラ  その一つのシャッターに人間大の穴が開いているのがわかる。エフェクトで強引に開けたように見える。  中へ飛び込んでみると そこには小さな倉庫の中とは思えないほど広大な平原が広がっている。  しかし、大自然そのものの風景とは裏腹に命のにおいや風の流れは全くと言っていい程ない。  オルクスエフェクトによって不自然に作られた空間だからであろう。  「うう、、、、」  わずかなうめき声と地を擦る音を君は聞き逃さなかった、そしてそれにはよく聞き覚えがある。  登場&ロールプレイどうぞ   「・・・リィラ・・・か 」「 アイリスも・・・ 」 恭二「頼む・・・ケーニッヒ、いや、公太郎を止めてくれ・・・ 」「 このままでは公太郎だけでなく、あいつについていった動物たちも処分されてしまう。それはあいつの望みじゃないはずだ。」 恭二「 あいつは動物たちを使って・・・もっとダイレクトに人間社会に復讐する気だ・・・」 「 た・・の・・・んだ・・・ぞ  ぐふっ 」 こうして恭二は静かに眠った。ちなみに死に装束もはむぐるみのままです。 ●ミドル7 情報収集パート シーンプレイヤー:六花 登場可能:全員 ケーニッヒの目的を突き止めなくては今よりもっと大変なことが起こるに違いない。 わが身の危険を顧みず人類に警告を伝えに来たべっしょさんのためにも、志半ばで散った春日恭二の無念を晴らすためにも、彼の暴走を止めなくてはならない。 そのためには情報が必要だ。 情報収集パート 調査項目は 1 ケーニッヒの正体 カテゴリ:情報FH 目標9 ケーニッヒの正体はかつてFHが行っていた社会学的実験「サバンナ計画」の際に生まれたハムスターである。 サバンナ計画とは、オーヴァードとなった動物たちを疑似的な大自然で共存させることで一種の無政府社会を作らせ、 有象無象のオーヴァードたちが己の欲望に忠実に生きるFHを模し様々な社会学的実験を行う計画である。 ケーニッヒは強力なオルクスシンドローム(Dロイス:動物使い)によってこの作られた大自然の中で王となった。 ところがそれゆえにケーニッヒはFHの興味を引き、FHに拉致されて非道な動物実験の犠牲者となった。 べっしょさんはその時代からのケーニッヒの唯一生き残っている仲間であり伴侶である。 隙を見てFHへの脱出をはかるが、その時にべっしょさんと離れ離れになり、怪我を負ってしまった。その時に彼を拾い上げたのが春日恭二である。 同じようにしてべっしょさんを拾ったのがハンナである。 2 ケーニッヒの行き先 カテゴリなし 目標8 ケーニッヒは大勢の動物を集めてこの地方最大の牧場「大毛井牧場」へ殴り込みをかけることである。 大毛井牧場は国産牛肉と鶏卵の数%を生産しており、ここの機能が失われてしまえば明日から卵や食肉、乳製品、洋菓子などの価格が高騰するのは明白である。 みんなのグルメとエンゲル係数の安定を守るため急がなくてはならないだろう 3 ケーニッヒの目的 カテゴリなし 目標8 ケーニッヒの最終目的は家畜となった動物たちを解放し、人間社会から独立させ野生に戻すことである。 だが、オーヴァードの力を生まれながらにもち、本物の自然を知らないケーニッヒは大自然の真の過酷さを知らない。 人間社会でのみ生存でき、そこに安寧と幸福を求める動物がいることを彼は理解していないし、これらの行動をやった結果自分たちに起こる不幸を不幸だと思っていない。 彼の行いは人間に虐げられる動物の憤怒の体現であるが、それ以上のものでは決してない。 ●クライマックス 都市圏からいくばくか離れて、見渡す限りの田園風景。 普段なら実にまったりとした郷愁を感じさせるこの一帯は今猛獣と魔獣の蹂躙にさらされようとしている。 牧場の牛たちや鶏たちが慌てふためく中、彼らを救うために百獣の行進が牧場を取り囲もうとする。 その中心にいるのは、小さな体の大きな怒り、春日公太郎の名を捨てた百獣の王ケーニッヒ ケーニッヒ「 ニンゲン風情が、どこまでも余の理想を阻むつもりか! いいだろう、そこまで望むなら余が自ら絶滅させてくれる 」 ケーニッヒの意のまま動かされる動物たちが取り囲む中、王は誇りを持って戦いに挑む ボス:公太郎 ■シナリオメモ 肉体 8 感覚 6 精神 8 社会 3 敏捷22 HP66(+50) 侵蝕150(ダイス+4) 白兵技能10 RC技能5 44D 27 71 144 オルクス/キュマイラ 生命増強2 L2(HP+40) 距離:ケーニッヒ-10m-PCs ●メジャー コンセントレイト:オルクス レベル3 アニマルアタックL3 <RC>  射撃 攻撃力9 シナリオ中3回まで 要の陣形L3 シンドローム 攻撃対象を2体まで拡大 アニマルテイマーL3 シンドローム 判定ダイス+4 大地の加護レベル3 この判定を使用した攻撃力を+6する 破砕の顎レベル5 <RC> 攻撃力レベル×2+2の射撃攻撃(範囲選択) 相手のドッジのダイスを−2 自分と同エンゲージには不可 1シーン1回のみ メジャーで鋼の肉体(バステ回復) 獣の力L3 <白兵> 攻撃力+6 えねみーエフェクトブレインジャック ●セットアップ 力場の形成L3 そのRの間対象の行う攻撃の攻撃力を+6 フルパワーアタックレベル3 そのRの間白兵攻撃の攻撃力を+15 ただし敏捷0 ●マイナー 絶対の空間L3 使用した判定のダイスを+3 完全獣化L3 肉体の判定ダイス+5 破壊の爪レベル2 ●AA 縮地L5 移動前に宣言し、自由な場所に移動 1シナリオ5回まで 魔獣の証L2 1シナリオ一回のみ使用可能 死亡した時にHP20で自動復活 ・最初のR セット:力場の形成を自分に マイナー:絶対の空間 破砕の顎+アニマルテイマー+大地の加護+コンセントレイト:オルクス  ダイス:17+5 クリティカル7 ドッジ−2ダイス  ダメージ: 1+X+24 ・2R目以降 遠距離: セット:力場の形成 マイナー:完全獣化 オートアクションで縮地を使用しつつ遠距離範囲攻撃  アニマルアタック+アニマルテイマー+大地の加護+要の陣形+コンセントレイト:オルクス  ダイス:14+5 クリティカル7  ダメージ 1+X+21 2人まで セット:力場の形成 マイナー:絶対の空間 オートアクションで縮地を使用しつつ遠距離範囲攻撃  アニマルアタック+アニマルテイマー+大地の加護+要の陣形+コンセントレイト:オルクス  ダイス:17+5 クリティカル7  ダメージ 1+X+21 2人まで 近距離 セット:力場の形成 マイナー:完全獣化 →破壊の爪 →巨神獣化L3(HP+50 回避不可 攻撃力をレベル×5) 近距離単体攻撃  獣の力+コンセントレイト:キュマイラ  ダイス:17+10 クリティカル7 →19+10 クリティカル7   ダメージ 1+X+16  クリティカル7→ 1+X+22 クリティカル7 →1+X+37 クリティカル7