■トレーラー   恋多く成就し、生まれるは愛   恋多く破れ、生まれるは悲哀と憎悪   その日を最高の日として心にそっとしまっていく人がいる。   最悪の日として心から追い出そうと苦しむ人もいる。   どちらにも縁のない人もいる。   もしこの日の直後に世界が滅んでしまったら、終わる瞬間響くのは安らぎの吐息か、それとも憎悪の怨嗟なのだろうか   あるいは、何の感慨もない虚無なのかも   けどわかってる。無理を押し通したら、自分も聖ヴァレンタインが処刑されたように、身を滅ぼしてしまうって。   わかってるけど・・・でも・・・       ダブルクロス 3rdEdition 「 融けない時間と解けない心 」    ダブルクロス――  それは、裏切りを意味する言葉。       ■募集用件 ・日時:2月09日(木曜)21:00〜26:00 ・募集人数:3、4人 ・シナリオ傾向:所属制限なし。通常ステージ)   ・連絡事項: 参加希望の方はキャラを最大二人提出してください。 また事前に http://sororatelier.sakura.ne.jp/dual-cross/pl_list/list.cgi?id=178&mode=show の注意点を読んでおいてください。 締め切りは2/6の24:00とさせていただきます。 参加PCが決定した後に詳細ハンドアウトを作成します。   ・レギュレーション:Exp0〜100、通常ステージのPCのみ、所属制限はなし。 ・セッションチャンネル:    irc.trpg.net (irc.cokage.ne.jp)    #デュアルクロス_●て・つ    #デュアルクロス_●て・つ裏    #デュアルクロス_●て・つデータ FH カーマ(愛の根源) 篠村克哉 バレンタインに乗じて「愛が正しい世界」を作ろうとする。お菓子メーカーの社長。 さやの親友だった穂積愛美の婚約者。 死した愛美との愛を成就するために黄金の矢を開発する。  覚醒したさやの力を目撃しており、その力を追って行った末にFHと接触。 愛情至上主義セルクピドに所属 愛美の形見の口紅から唾液を抽出。 セントラルドグマからチョコレート状の賢者の石でありジャーム「クピド」を与えられている。 愛する二人の唾液が混ざり合った瞬間に愛を成就させる「黄金の矢」というチョコを作る 黄金の矢 というチョコレートを販売している。 PC1 穢れ無き守護者(ユニコーン) 望月さや 一年前、君はありふれながらも平凡ながら楽しい毎日を送っていた。 あの日、確か冬休みの終わりごろだった。 友人の穂積愛美と駅前で出会った。 彼女は誰かと待ち合わせをしているらしい。とても嬉しそうに、そして少し恥ずかしそうにしていた。   愛美「 あ、来た、かな・・・? 」   彼女が振り向いたその時、やってきたのは 死神だった。   その日、君は非凡な力を得た代償に平凡な毎日を失った。 シナリオロイス:穂積愛美   PC2 追複曲−カノン− 諷坂 律 君はその容姿と才能、人望ゆえに性別の分け隔てなく人気がある。 この時期になれば靴箱のラブレターは勿論チョコレートをはじめとしたお菓子もよく受け取る。 男子「 なぁ、諷坂 そんなつんけんせずにさ、仲良くしようぜ 」 だが君自身は異性よりも女の子同士つるんでいるほうが気が楽だ。相変わらず男子には強いアレルギー反応を示す。   もとか「 ちぇすとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! 」男子に突撃タックル 男子「 ぶぎゃあああぁぁぁぁぁっ!!? 」 もとか「 あたしのお姉様にいやらしいことする馬の骨は、こうよっ! 」突き飛ばした男子を壁にめりこます。   もとか「 あ、 お姉さまぁ 先週駅前に可愛い猫ちゃんがいっぱいの猫喫茶ができたんですって 今度一緒にいきませんかぁ?w 」   埴谷もとか、君にぞっこんな一年後輩の女の子である。この小さな体のどこにこのパワーがあるんだろう。 シナリオロイス:The Love Machine埴谷もとか PC3 プリンセスガード 姫川 護 右を向けども左を向けども、バレンタインムードで浮ついている街角で ナンパを仕掛けども標的は既に別の男に夢中なようで本日の成果は皆無。 そろそろ帰ろうとした時   下衆「 おいぃ、てめぇ 何人のポッケに手ぇつけてんじゃ・・・ 」 女の子「 ・・・ えっと ごめん いい匂いがしたから・・・ 探し物、してて・・・ 」 女の子「違ったから、返すよ。 これ、じゃない・・・あの人のじゃ・・・ 」板チョコを渡そうとし 下衆「 待てや・・・ ごめんなさいで済んだらケーサツはいらないんだよ。 迷惑料払ってもらおうか? 」 女の子「 お金なんて・・・持ってないけど 」   よく見ると女の子は 服もボロボロであっちこっちに擦り傷があるな。だが下衆はそんなことは気にしない。 何というか月並みな光景だが、やることはやっぱり月並みなことしかあるまい。   シナリオロイス:ぼろぼろの女の子 PC4 七色炎の刃《オーロラブレード》 神前 十夜 ・・・季節に気を利かせてあいつにお菓子の一つ作ってやろうかなぁとふと思い立った。 恋人、ではないにしろ友達以上ではあると思いたい。いや、まぁそんなこと思う前に既に行動していたわけだが。 家の台所を砂糖とチョコレートのにおいで充満させるほどいろいろ作ってみたがどうもしっくりこない。   舎弟「 このお菓子屋さんがやってるお菓子教室、最近評判らしいですぜ。 なんでも作った料理を好きな子にプレゼントすると必ず結ばれるとか 」   そんなことを聞いたらもうね・・・ 気づけば女の子やらマダムやらに交じってそのお菓子教室で主夫見習いやってましたという・・・ まぁ男子もちらほらいるけどね。 パティシエ「 おや、君は初めてみたいだね。 料理の基本は愛情。 食べ物への愛情、食べてもらう人への愛情、そして自分への愛情が欠かせません。 ですから、私はここで君たちに技術だけでなく愛の込め方も教えているんです。 」 なんか宗教っぽい感じがするが大丈夫か・・・? シナリオロイス:パティシエ 篠村克哉 OP1 シーンプレイヤー:さや  登場不可 一年前、君はありふれながらも平凡ながら楽しい毎日を送っていた。 あの日、確か冬休みの終わりごろだった。 友人の穂積愛美と駅前で出会った。 彼女は誰かと待ち合わせをしているらしい。とても嬉しそうに、そして少し恥ずかしそうにしていた。 愛美「 あ、さやちゃん 久しぶりっ 終業式以来だねっ 」 登場&RPどうぞ 愛美「 えへへ・・・ 今まで隠してたけど、彼氏いるんだよ。私。 」「 二年前、習い事・・・お菓子教室で会ってさ。年上なんだけど 」 愛美「 イタリアに修行にいって、帰ってくるんだ今日。 忘れられてないかちょい不安・・・だったんだけど、でも、メール貰ってちゃんと覚えててくれて嬉しかったぁ 」 愛美「 予定ならあと10分後の電車で来る、はず。 でも時差ボケで時間にルーズになってたりして・・・ 」 愛美「 もうちょっとぐらい、話せないかな さやちゃんとならこの胸のドキドキっていうか不安っていうか紛れちゃうし 」 その時、全身の骨の中に氷を詰められたような気配を後ろから感じた。 愛美「 ・・・え? 」 振り向くとそこには、厚いコートに身を包ませ、顔中に包帯を巻きつけた異様な人物が立っていた。 包帯「・・・な 」震えながら、苦しそうにしながら 包帯「・・るな 」徐々にこちらににじり寄ってきて 包帯「・・・ 見るな・・・」 「 この俺を・・・ 見るな・・・ 」包帯が コートが 風船のように膨らみ始める 愛美「 え、 なに・・・?  」 あまりのことに理解する間もなく呆然とするだけで 包帯「 見るなぁぁぁぁぁぁあぁぁァ!!! 」包帯がほつれ、コートが破けて その中からむき出しになったのは 獰猛な狼の顔と醜い獣の毛皮 酷く膨れ上がった掌の先には包丁のような爪が生えている。 そしてその爪は、瞬きする間もないうちにさやの間近に迫ってくる 愛美「 さやちゃんっ!? 」咄嗟にさやを庇って突き飛ばした。 「 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 」 愛美は逃げきれず、五本の爪の餌食になった。 片腕は肩口から骨ごと切断され、胸から腰にかけてが深紅に染まった。そして一度崩れ落ちた体は二度と立ち上がることはなかった。 愛美「 さゃ・・ん にげ・・ 」  「 ・・・ 」 「  」 目の前の怪物が何なのかわかるよしもない。わかるとすればそれは、花瓶を割るよりも簡単に、慈悲の一つもかけることもなく親友の命を奪ったということだ。 怒りと、悲しみと、無念と、嫌悪と、とにかく君の内側から無数の感情の塊が溜め込まれていく。 溜め込まれたそれを吐きだした時、何かが失われるかもしれないが、考えるよりも先に君は選択した。 怪物が次はさやを凶刃にかけようと振り向くと、思わずその目を掌で覆った。 神々しいまでの輝きが、さやの体を包んでいたからだ。 その頭には神話の一角獣を思わせるまっすぐな角が生えていた。そしてその使い方も君は、知っていた。 次に君が気が付いた時、いつの間にか道端のベンチに横に寝かされていた。丁寧にその体をコートに包まれて。 遠くからサイレンが聞こえ、見慣れない黒のバンが近くに集まってくる。  「 こちらUGN×〇支部」「 既に対象となるジャームは倒されている模様で・・・ 」「 目撃者はいないか 」「 おーい、生存者だ! 生存者がいるぞ!! 」 薄れた意識の中から非日常の世界が聞こえてくる。 もう、こちら側だ。 君はこの日『親友』と『日常』を失った。   OP2 シーンプレイヤー:律  登場不可 君はその容姿と才能、人望ゆえに性別の分け隔てなく人気がある。 この時期になれば靴箱のラブレターは勿論チョコレートをはじめとしたお菓子もよく受け取る。 男子「 なぁ、諷坂 そんなつんけんせずにさ、仲良くしようぜ 」 だが君自身は異性よりも女の子同士つるんでいるほうが気が楽だ。相変わらず男子には強いアレルギー反応を示す。   もとか「 ちぇすとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! 」彼方から颯爽と現れては男子に突撃タックル 男子「 ぶぎゃあああぁぁぁぁぁっ!!? 」 もとか「 あたしのお姉様にいやらしいことする馬の骨は、こうよっ! 」突き飛ばした男子を壁にめりこます。   もとか「 あ、 お姉さまぁ 先週駅前に可愛い猫ちゃんがいっぱいの猫喫茶ができたんですって 今度一緒にいきませんかぁ?w 」   埴谷もとか、君にぞっこんな一年後輩の女の子である。 登場&RPどうぞ もとか「 律お姉様って猫でいうとロシアンブルーっぽいですよねぇ こうスマートでかっこよくて、でもそのくせシャイで ギャップ萌え! って感じです〜 」 もとか「 猫耳とかつけちゃおっかなぁ かなぁ〜♪ 」 もとか「 あ、そうだ。 これ、あたしがお姉様のために作ったんですよ。 」気合いの入った飾りのついた袋 中からは思わず食欲をわき立たせる香りのチョコクッキー。勿論ハート型。 もとか「 えへへへへ♪ 食べたらびっくりしますからね。 」 そこにぷるるるるるる と電話がかかってくる。 もとか「 ・・・ 」舌打ち 「 あ、お電話ですか、 ちょっと席外すね。 」にこり 相手はUGNの先輩エージェントであるシルクスパイダー、玉野椿だ。 玉野椿「 追複曲−カノン−ね。 FHの情報セル「ラブパンデミック」があなたの街で動いてるわ。それについての対策のため下校後に支部へ来てください。 」 椿「 あなたも気を付けてね。彼らは噂では人の恋心につけこむ手段で多くの悲劇を生んでいるから。それじゃ 」 電話が切れて少しすると・・・ 何故か、頭がくらくらとする。 血液の流れが止まってしまったような浮遊感と眠気がどっと押し寄せてきて・・・ OP3 シーンプレイヤー:姫川  登場不可 右を向けども左を向けども、バレンタインムードで浮ついている街角で ナンパを仕掛けども標的は既に別の男に夢中なようで本日の成果は皆無。 そろそろ帰ろうとした時   下衆「 おいぃ、てめぇ 何人のポッケに手ぇつけてんじゃ・・・ 」 女の子「 ・・・ えっと ごめん いい匂いがしたから・・・ 探し物、してて・・・ 」 女の子「違ったから、返すよ。 これ、じゃない・・・あの人のじゃ・・・ 」板チョコを渡そうとし 下衆「 待てや・・・ ごめんなさいで済んだらケーサツはいらないんだよ。 迷惑料払ってもらおうか? 」 女の子「 お金なんて・・・持ってない、、、 」   よく見ると女の子は 服もボロボロであっちこっちに擦り傷があるな。だが下衆はそんなことは気にしない。 何というか月並みな光景だが、やることはやっぱり月並みなことしかあるまい。 登場&RPどうぞ 下衆「 なんやおっさん あんま邪魔すっと 」 女の子(泣きそうな顔をしている) 女の子「私、プリンを探してるんです よければお手伝いしてください。 頭がぼーっとしててその、色々忘れちゃったみたいで。 」 女の子「 わたし、名前、憶えてないんだ。 気が付いてたら川岸に流れ着いてたっぽくって 記憶が曖昧なの。」「 でもプリンを探してたってことは覚えてる。 」 OP4 シーンプレイヤー:十夜  登場不可 ・・・季節に気を利かせてあいつにお菓子の一つ作ってやろうかなぁとふと思い立った。 恋人、ではないにしろ友達以上ではあると思いたい。いや、まぁそんなこと思う前に既に行動していたわけだが。 家の台所を砂糖とチョコレートのにおいで充満させるほどいろいろ作ってみたがどうもしっくりこない。 気が付いたら和風豪邸に全く似合わないスイーツの数々がちゃぶ台の上に並べたてられていた。 何をやってるんだ・・・俺は・・・ 登場&RPどうぞ 舎弟たち「 なんでぇ、この甘ったるいにおいは 」 どたどたとコワモテの兄ちゃんたちが台所に入ってくる 舎弟「 や、坊ちゃん お菓子作ってんですか? うまそうですぜ 」 「こら、てめぇ、つまみ食いとかガキみてぇなことすんな! 」「あだっ、、だ、だって、つい・・・ 」  舎弟「 そういや、「オロ・フレッチェ」ってお菓子屋さんがやってるお菓子教室、最近評判らしいですぜ。しっくり来ないんならいっそプロに見て貰ったらどうですか? 」 舎弟「 どういう評判なんだよ、聞いたことねぇぞ? 」「 なんでも作った料理を好きな子にプレゼントすると必ず結ばれるとか 」「 占いかよw 」 ミドル1 シーンプレイヤー:さや  登場不可 下校後に君はUGNから近くの支部に呼び出された。 呼び出した相手はUGNエージェント玉野椿。あの事件の後君にレネゲイドやUGNについての知識や、エフェクトの扱い方を教えてくれたのが彼女だ。 椿「 こんにちは。 穢れ無き守護者(ユニコーン)、望月さやちゃんね。 お久しぶりね。 いきなり呼び出してごめんなさい。 」 椿「 緊急で頼みたいことがあるの。 」 その表情は冷静な彼女らしくない、焦りが若干見えていた。 登場&RPどうぞ 椿「 この街でFHのセル「ラブ・パンデミック」の構成員が活動しているっていう情報が入ったの。 」「 彼らはお菓子に偽装したレネゲイドウイルス活性剤をばらまいて、オーヴァードやジャームの覚醒を促している危険な連中。主にクリスマスやハロウィン、そしてバレンタインデーを中心に大規模な作戦を行うわ。 」 椿「 被害を食い止めるには2月14日の前に出所を押さえないといけない。わかるわね? 」 椿「 こういうことを調べるのは、噂話に触れやすい現役女子高生が一番なのよね・・・ 妙に人気のあるお菓子屋さんとかやたら人にお菓子を配るような人がいないか調べてくれない? 」 椿「 本当なら、エージェントである諷坂律さんに頼みたかったんだけど、さっきから全く連絡が取れないの。 彼女の身に何かあったかもしれないから、私は律さんの行方を調べるわ。 」「 あと、深追いはダメよ。相手は組織なんだから。 」 ミドル2 シーンプレイヤー:律  登場不可 ・・・・ ここは、どこだ。 気づけば君は知らない部屋に連れ込まれふわふわの天蓋つきのベッドに寝かせられていた。 そして自分は・・・何故か別の服を着替えさせられているようだ。シックでスタイリッシュな男物のタキシードだ。 だが、まだ体がだるくて起き上がるのにも一苦労だ。何か変な物でも食べたのだろうか? もとか「 おはようございまーすw 律様ぁ。 」 「 ごめんなさいね。少しの間苦しいかもしれないけど、すぐに楽になるから。 」 いきなり天蓋を開けて入ってきたのは、ほのかだ。この季節だというのに胸の上が大きく空いたノースリーブのドレスだ。スカート丈も短く露出が多い。 登場&RPどうぞ もとか「律様はあたしのこと、嫌い? 」「 あたしは、律様のこと大ぁぃ好き♪ 」 唇が触れそうなほど顔が近くなる、そして小さいが形の良い胸が自分の胸と触れる。 もとか「 ・・・だから、  ・・・//// ここから先は、ちょっとお口じゃいえない。 」「 でもだんだんわかってくるから。 」 もとか「 あ、もうこんな時間。行かないと・・・」「 誰かが律様を連れ攫っちゃうかもしれないから、部屋には厳重に電子ロックかけてくね。 」「 夕飯はあたしが愛情たっぷりの料理を作るから楽しみにしててねw」 もとか「 で、食べた後は一緒にお風呂、その後は・・・(ひたすらに陶然とした笑顔)」 何故か今は、もとかのその恰好にドキッ、とした。 もとかが部屋を出ていく。なるほど確かに電子ロックがかかっているようだ。 ミドル3 シーンプレイヤー:姫川  登場不可 女の子「私、プリンを探してるんだ。」 いや、堂々と真面目に言われても、まず自分の出自とか、あと怪我とかはどうするんだと。 しかし女の子の言う事なんだから聞かなければ男が廃ることは明白。 怪我は幸い擦り傷と切り傷ぐらいなので応急処置して服も買っていざプリンへ。 町中のお菓子屋さんでプリンを買いまくったとさ。 登場&RPどうぞ 女の子「 プリン、いっぱいだねぇ 」 ぐぅぅ おなかも減っていたらしい 女の子「////」 女の子「 いっただきまーっす! 」 完食・・・ゆうに20個はあったプリンを平らげてしまった。 太るぞというのも野暮である。 女の子「 んーでも、このプリンじゃないんだ。 」「 もっと違う・・・ 」「 私はそのプリンをすごく、愛してた。」 今更NGとかあんまりだが、この笑顔を見れるなら無駄じゃない。 と、そこに 女の子「 ううっ、、、、」 急に肩を抑えて苦しみだす。 体のあちこちが ぴし、ぴしりと 亀裂が入っていく 骨が見えるほど鮮明で深刻な傷、にもかかわらず血がほとんど流れない。 これはただの傷じゃない・・・レネゲイド絡みだ。 この近くで彼女を助けられるのはUGNぐらいしか、ないな・・・ ミドル4 シーンプレイヤー:十夜 登場不可 君は舎弟に勧められるままにお菓子教室にやってきていた。 老若男女さまざまな生徒がボールにミルクや卵や小麦粉を流して混ぜたり、オーブンにクッキーを入れたり、ケーキに砂糖をまぶしたり 中には人から習う必要があるのかというほど腕のいい人もいるがその人も多分生徒なのだろう。 とりあえず噂以上に人気のあるお店のようだ。 登場&RPどうぞ パティシエ「おや、君は初めてかな。 」「 初めまして、このお店のオーナーでパティシエの篠村克哉といいます。」 20代後半のコック帽を被った誠実そうな男だ。 篠村「 君には愛する人がいますか? 」 篠村「 料理の基本は愛情。 食べ物への愛情、食べてもらう人への愛情、そして自分への愛情が欠かせません。私は君たちに技術だけでなく愛の込め方も教えているのです。 」に技術だけでなく愛の込め方も教えているんです。 」 もとか「あ、先生ー、ごめんなさい 」「遅れちゃいましたっ」てへぺろ  篠村「 埴谷くんか。 まだ実習には入っていないから大丈夫だよ。 そうそう新しく来た子がいるから君、面倒みてあげてくれ。 」十夜指して もとか「 へぇ・・・まぁいいですけどねー 」「 よろしく、埴谷もとかっていいます。 」 ミドル5 シーンプレイヤー:さや、姫川 UGN支部にて さやは友人と連絡を取ったり、広告やネットを調べたりしてラブ・パンデミックの痕跡を調べている。 そこに、女の子を連れた2.5枚目が駆け込んでくる。 椿「あら、あなたは・・・? 」「 その女の子、どうしたの 手当てしないと・・・ 」 「 ・・・・ 」 さやは、連れてこられた女の子を見て驚きを禁じられないだろう。 なぜなら一年前死んだはずの、穂積愛美にそっくりだったのだ。 登場&RPどうぞ 椿「 確かに普通の傷じゃないわね・・・ 」 情報判定 ・ラブ・パンデミックについて 情報:噂話 目標5 ・女の子について      情報:UGN 目標7 ・ラブ・パンデミックについて 全国に広範にまたがっている情報工作セルで、祭りや催しものを利用した情報収集や工作を行うことを得意とする。 その思想は「愛こそ正義」で、愛のためならばどのような手段も許されると考えている。 特にクリスマスやバレンタインでは毎年のように大規模な作戦を行っており、季節になるとUGNも警戒する。   この街には「オロ・フレッチェ」というお菓子屋さんにFHの出入りがあることがわかる。 また、このお店はお菓子の人気もさることながら、お菓子教室にも人気がある。 人気の秘密は「作ったお菓子を好きな人にあげると恋が実る」という噂ゆえらしい。 そして実際に通った人が好きな人とカップルになる現象が起こっている。だがその中にはどう見てもそんな仲良くなかったはずのカップルも含まれている。 それどころか中には性別の差を越えたものも・・・ ・女の子について 一年前に亡くなったさやの親友「穂積愛美」にそっくりな少女。 どうやらブラム・ストーカーのエフェクトで作られる従者のようだ。 普通の従者とは違い自我を持つように作られており、かなりの長期間単独の活動ができるようにされている。 だが寿命が間近のようだ。この傷は寿命が近いことを表すもので、記憶がほとんど残ってないのもそのためだ。 助けられる方法があるとすれば、従者の作成者の力が不可欠である。 「プリン」はおそらく作成者に大きく関係するものだと思われる。 ミドル6 シーンプレイヤー:十夜  登場不可 篠村「では、今日の講習はこれでおしまいです。」 変わっている、が、お菓子の腕は流石にプロ、教え方も上手い。お菓子作りのコツが掴みかけたようだ。 他の大勢の生徒たちも満足気味で、各々笑顔で帰っていく。 だが帰り道の途中、財布を忘れたことに気づいてお菓子教室に取りに戻ると・・・ 篠村が生徒の一人と何か話している。 篠村「 いいかい? これは西洋魔術の極意の一つで、いわゆる媚薬の効果がある。だから今回限りしか与えない。 」 登場&RPどうぞ 生徒「 そ、それで・・・作り方は 」 篠村「 チョコレートの中にこの粉と、自分の唾液。 そして愛情を混ぜるんだよ。3つ目が特に大事だ。 」 もとか「 あ、じゅーやん、何やってるの? 」 もとか「 財布って・・・そこに落ちてるの? 」足元を指して もとか「 ・・・先生は、イタリアに留学して魔女から恋の魔術を教えて貰ったって噂よ。 」 もとか「 あたしも教えてもらったし。効果テキメンだしーw 」 もとか「 あ、そうだ 早く律様を迎えにいかないとーw 」「 勝負服に着替えるのも忘れずに、っと 」 ミドル7 シーンプレイヤー:律  登場:十夜 なんとかもとかの家を脱出することに成功したが、相変わらず体がだるくておかしい。 ひょっとして椿がいってたことともとかには何か関係あるのでは・・・? 帰り道・・・そう思いながら歩いていると 交差点のバックミラーに映った自分の姿に違和感を感じた。 そしておそるおそる手を体の上から下まで当ててみると ・・・自分の胸にあるはずのものがなく、股の間にはないはずのものが、ある。 登場&RPどうぞ そう言えば声もちょっと低温になってどちらかといえばソプラノ寄りの声がバリトンの渋さを呈している。 「 り・つ・さ・まぁ〜〜♪ 」 あいつだ・・・・・・ なんてことをしてくれたんだ! と文句の一つでもいってやりたいところなのだが、どうしてか胸がドキドキしてくる。 街灯に立っていたのは勝負服という名のウェディングドレスを着て花束を抱えたもとかだった。 もとか「 うふふ、あたしが帰ってくるのを待ちきれずに出てっちゃうだなんてせっかちさんw 」 篠村「 ほお、君がUGNエージェントの諷坂律君か。 もとかさんが執心するだけはあるかっこいい子じゃないか。 」 もとかの後ろから、髪先から半ばまでを金髪に染めた20代後半ほどの男・・・篠村が現れる。2対1・・・分が悪い。 ミドル8 シーンプレイヤー:さや、姫川  登場不可 ラブ・パンデミックの拠点である洋菓子店「オロ・フレッチェ」にやってきた。 電気はついているが誰もいないようで、調べてみることにする。 店の内部は一見普通のようだが、最奥は一変する。 魔女が使うような大鍋を中心にして、棚には無数の妖しい薬。本棚にも妖しい本がいっぱいだが日記帳もある。 魔方陣のような模様の護符が飾られ、ガラス製の樽の中には・・・人・・・それも、愛美そっくりの女性が裸のまま眠っていた。 登場&RPどうぞ 情報: ・篠村克哉について 情報:噂話 目標7 ・穂積愛美について 情報:噂話 さやなら+3ボーナス 目標7 ・篠村克哉について  パティシエ。FHラブパンデミックセルのセルメンバー。 イタリアでの修行時代にFHの勧誘に遭いオーヴァードとして目覚める。(イタリアはFHの勢力が強い) 自分の理想の愛を相手に対して具現化させる薬を生徒たちに分け与えている。 その目的は薬の質を高め、「既に死んだ人ですら理想的な愛を育める」ほどのものにするためのサンプル実験である。 ・穂積愛美について さやの親友で、篠村克哉の恋人だった。 篠村とは同じお菓子教室に通っているうちに互いに惹かれあい篠村の髪色から「プリン」という渾名をつけた。 篠村は従者作成術を応用して彼女の肉体を作り、自分自身の愛情から彼女の記憶をよみがえらせようとしたが 後者の方はまだ不十分でありこれまで十数人の愛美を失っていた。 女の子は寿命寸前で廃棄された末に姫川と出会ったと思われる。 深追いはやめたほうがいい。一度UGNに帰還して調査結果を報告するべきだろう。 ミドル9 シーンプレイヤー:全員合流 さやたちはUGN支部に戻り、椿に事情を説明することにした。 律たちもまた、これまで起きたことを説明し、篠村ともとかをどうにかしなくてはなるまい。 登場&RPどうぞ ・埴谷もとかについて 情報:噂話 目標7 律にいつもついて回っている一年後輩。他の律の取り巻きよりも飛びぬけての好きっぷりである。 律とは違い勉強も運動も平々凡々であるため、なんでもできる、けど悩みを持つ律のことを尊敬の目と助けたいという思いを持っている。 唯一の取柄は料理で、料理教室に通ったところ篠村の目に留まった。ブラックドッグシンドロームのピュアブリードだがこれは別に篠村とは関係なくいつの間にか使えるようになってたのを隠していただけ。 それは律を女として、ではなく 人として見て好きだからであり、逆に言えば伊達でも酔狂でも打算でもミーハーでもなく本気で律をすいている、ということでもある。 なお、いつもより過激になっているのは篠村からE歪んだ囁きを受けているからである。いっぺんぶっ飛ばせば元に戻る・・・かも もとか篠村-5m-皆 雷光撃+コンセ:黒犬+アタックプログラム+ミカヅチ+バリアクラッカー 7r7+12 x+4d10+16 鮮血の一撃+ブラッドバーン+コンセ:ブラム+ペネトレイト+レインフォース+血の宴 15r7+4 x+1d10+28